日本一の弁護士を目指す法律系ブログ

法律や昨今の弁護士事情について勝手気ままに書き綴る弁護士を目指す男のブログだと思う。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

不当な労働条件の変更

突然、給料を減額されてしまったら、それは重大な労働条件の不利益変更です。会社が給料や待遇を一方的に変更するのは認められていません。正しい手順や正当な理由が無い限り、既に決まっている労働契約を変更できないのです。 労働条件の不利益変更は、給料…

残業代の未払いの法律

日本のサービス残業時間は先進国の中でも特に多いとされています。国民性が辛抱強く努力することなのは誇らしいことでもありますが、それを悪用されるのは避けなければなりません。 月のサービス残業が100時間を超える人も存在しており、過労死に繋がるケー…

離婚時の慰謝料について

離婚を切り出すと慰謝料が請求される、そう思っている人は少なくありません。これは間違いでは無いのですが、すべての離婚で慰謝料が請求される訳では無いのです。 離婚時に慰謝料を請求されるのは、夫婦のどちらかに大きな原因がある場合です。夫が浮気をし…

浮気が原因の慰謝料

夫、または妻が浮気をしているのが発覚した場合、法定離婚事由に該当しますので離婚を行うことができます。 この際、浮気された精神的苦痛に対して慰謝料の請求が可能です。 慰謝料の金額は大体100万から300万程度になることが多いです。状況によっては50万…

アメリカ・カナダの変わった法律

年末年始休暇や、卒業旅行シーズンです。事故やテロ報道など海外では比較的多かった1年でしたが、そんな影響もあって、「海外旅行は行き先によりかなりお値ごろ」です。 旅行先としてというよりも、就学やビジネスで利用される方も多い北米では、ドライブ旅…

交通事故の保険!知っておきたい任意保険の種類とは?

自動車やバイクを運転する場合、交通事故のリスクに備える必要があります。よって自賠責だけではなく任意保険に加入しておくことが大切ですが、任意保険にはいろいろな種類があります。任意保険の種類については意外と知られていないものが多いです。 そこで…

海外取引の基本契約条項や形式について

TPP適用のある、あるいは今後予想される、業種や製品取扱者のみならず、それらによる各国関連法の整備や体系化、また各機関などの整合性や判断基準すりあわせなどが徐々に進展するとみられる、海外との売買契約や製造、技術提携関連の契約条項見直しが、現在…

外国人との交通事故になった場合

2020年に東京オリンピックを控えた日本ですが、そうなると懸念されるのが外国人による交通事故です。 観光地として人気のある日本には、非常に多くの外国人が訪れています。その中には当然、レンタカーで移動する外国人も含まれます。 もし、あなたが外国人…

親族に向けての中小企業等の承継のための贈与相続

高齢になり、また子孫などの成長、社会での活躍などを受けて相続贈与を考え始めたかたもあるかもしれません。 中小企業等を親族に承継するためには、経営など管理能力部分の継承、業務にかかる技能や知識部分、顧客や関係先の人間関係承継の他、起業構成員や…

退職金の未払いに対処する

退職金は会社の仕事に貢献してきた対価として支払われます。企業によっては退職金を設けていない場合もありますが、労働条件がしっかりしている会社は労働契約や就業規則の中に、退職金規定で定めています。 会社が退職金規定を設けているなら、条件を満たし…

2015年の改正医療法

近年、地方部や、都心周縁の地方では、大型病院の統廃合、人員の確保ができないといったことによる廃止、またこれまで国立病院が古くよりあった地域における、独立行政法人化後の廃止などの表明が相次いでおり、該当地域では、質の高い医師やスタッフのみな…

製造物責任法(PL法)とその周辺

TPP対応などで、農水産業やその加工物、機械類等では、今後輸出入が増えることなどを見越しての、海外のみならず、これまで以上に国内体制での良質なサービスによる、品質確保のための、社内制度整備、条文等ほかのビジネス面でのテキスト整備等体制づくりが…

自賠責は強制加入!加入しないと罰則がある?

車やバイクを運転するなら交通事故保険に加入しているものですが、中でも自賠責保険は法律で加入が義務づけられている強制加入の保険です。 自賠責に加入していないとどうなってしまうのでしょうか。刑罰があるのかや、賠償金の支払いがどうなるのかが気にな…

ペット飼育にかかる法律

年末年始や入進学シーズン、プレゼントにペットをなどとお考えのご家庭も多いものです。 子供の情操教育などに、たしかにとても有意義といわれており、その世話やかかわりあい、しつけなど学べることは数多いといわれています。 ペットを飼い始めるなら、普…

工業所有権に関連しての2015各国版出願制度等

TPP対応でこれまで輸出業務など行ってきていないところでも、新たに取り組む輸出、また他国商標や技術などからの防御の意味でも、工業所有権関連の見直しを進められているところも多いようです。 これまでとはことなる対応ポイントなどもあるため、主要な取…