日本一の弁護士を目指す法律系ブログ

法律や昨今の弁護士事情について勝手気ままに書き綴る弁護士を目指す男のブログだと思う。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

借金地獄に陥らないためには

Q:借金地獄とか多重債務とか、絶対無縁の世界だと思うんです。ただ借金地獄に落ちてしまう人は実際にいるわけで・・・。借金地獄にならない心構えみたいなものはありますか? 借金地獄に陥らないためには借金をしなければいいのですが、それじゃあ答えにな…

自己破産のデメリット

Q:自己破産を考えています。自分としてはすごく前向きで家族も賛同してくれています。ただ不安なのはデメリットについてです。官報に名前が掲載される話を聞いたことがありますし・・・ 自己破産のデメリットは以下の通りです。 ▼新たな借金ができなくなる…

自己破産の方法

Q:住宅ローンが払いきれないことは今の時点でわかってます。車のローンも残っています。そして最近離婚が成立しました。もう失う物は無いと思っています。そこで自己破産して1からやり直したいのですが、やり方を教えて頂けますでしょうか。 自己破産をす…

自己破産のメリット

Q:自己破産にはネガティブなイメージしかないのですが、デメリットだけじゃなく、メリットはあるのでしょうか。 自己破産のメリットはたくさんあります。 ▼借金が無くなるこれは一番のメリットかもしれませんね。免責許可となれば借金がいくらあってもゼロ…

財産分与の対象になる財産とならない財産

離婚とはお互い別々の道を歩くための手続きであり、その際にはこれまでの生活の一切を清算する作業が必要になるため非常に労力を使います。 その中ではこれまで夫婦で協力して築いてきた財産の一切を双方の応分に従って分割処理する財産分与が含まれます。 …

遺留分〜遺留分に配慮した遺言のすすめ

「特定の相続人に対し全ての財産を相続させる」又は「特定の相続人にだけ何も相続させない」旨の遺言がなされることがあります。 遺言をする人にしてみれば、遺言で自分の財産をどう処分しようと本来は自由のはずです。しかし、民法は、一定の範囲の相続人が…

交通事故の慰謝料請求と相続放棄の関係

交通事故で大切な人が死亡してしまった場合、必然的に遺産相続の話になるでしょう。お葬式をあげたり、遺産分割を相続人同士で相談したり、非常に慌ただしくなるはずです。そんな中で死亡事故に対する慰謝料請求も行うことになります。ここで覚えておきたい…

死亡事故の慰謝料

近親者が交通事故で亡くなった場合、死亡者本人に対する慰謝料と、近親者の慰謝料が発生します。死亡者本人が慰謝料を取るというのはピンと来ないかもしれませんが、観念的に考えると事故時と死亡時の間に、わずかであっても精神的苦痛が発生していたと解釈…

後遺障害の慰謝料

交通事故があった際に支払われる慰謝料があります。その慰謝料とは、被害者の人の精神的な苦痛に対する賠償として支払う必要があるものです。この後遺障害の慰謝料には3つの種類があり、入院慰謝料、後遺症慰謝料、死亡慰謝料があります。ここでは後遺障害の…

交通事故の企業損害について

会社の従業員が交通事故に巻き込まれて、会社の売り上げに損害が出てしまう場合があります。特に専門的な技術を持った従業員や会社の売り上げに貢献している人材なら、被害も大きくなるでしょう。このような交通事故が原因で会社が被害を受けることを企業損…

交通規則、乗車人数オーバーの罰則

自動車には乗車人数が決められています。その乗車人数をオーバーする人数を乗せて運転すると罰金と減点の対象となります。実際に乗車人数をカウントする時は、大人は1人として、12歳未満は3人で2人となります。このカウント方法で乗車人数をオーバーしてしま…

相続は争族〜最終的には小学生の兄弟喧嘩のようなケースも

ある日突然、自分の親族が亡くなることは、誰にでも起こりえます。 人が亡くなれば、お通夜、お葬式、親しい人への挨拶、役所への届出など、多くの儀式や手続きなどが必要となります。それらの儀式や手続きのほとんどは、段取りを踏んでいけば、大変かもしれ…