事故後の治療はどこに行くべきか

交通事故にあって、怪我をしたという時には、怪我の具合によって、まず整骨院に行く方もいるかもしれません。ですが、その後、賠償金などが発生してくる際に、どこに治療に行ったかによって金額が変わってきてしまう場合があります。なので、交通事故を起こした時は、まずどこへ治療に行ったかが重要になってきます。

いくつか選択肢がありますが、どこを選んでも良いと勘違いしている人はいます。実は、交通事故にあった時は、まず1週間以内に病院へと足を運ぶ必要があるのです。基本的に人身事故という扱いにしなくては、損害賠償というのも怪我をした分はもらえなくなってしまいます。そのために1週間以内というのが目安になっているのです。整骨院などだと証明がもらえない場合があるのです。

何故、期限が切られているのかと言うと、交通事故に端を発する怪我でないと、人身事故が適用されないからだと考えてください。当然ですが、交通事故に関係のない怪我では、賠償金の対象にもなりません。つまり、1週間以上経過してから病院に行ったとしたら、人身事故なのに、証明が取れなくなり、物損事故扱いになってしまい、賠償金の額が少なくなってしまうのです。

基本的に物損事故扱いになってしまうと、入院費や通院費、手術代などはすべて自腹で支払いをしなくてはいけません。そうならないためには、診断書が必要となるので、事故後には、必ず早めに病院へと足を運んでください。

交通事故の場合、事故後は怪我をしていないと思っても後から痛みがやってくるというケースもあります。例えば、むち打ち症などは、いつ症状が発症するかわからないというものでもあるので、痛みのあるなし、傷のあるなしにかかわらず、病院で診察を受けるようにしてください。先程も書きましたが、事故から時間が経過すればするほど、事故による怪我だと認めてもらえなくなってしまうからです。

だからといって、病院ではなく整骨院に通うのはダメというわけではありません。
基本的に整骨院というのは、医療行為が行えない場所でもあるので、正式な治療とは認められない傾向があるのです。そのため、相手方の保険会社からケチをつけられてしまう可能性が高いと言えます。

結果的に賠償金をもらえたとしても、本来の額よりも少なくなることが多いので、最初は必ず病院で診断を受けてください。診療科目としては整形外科、症状によっては神経内科などを選択すると良いでしょう。

このようにもらえるものももらえない状況に陥らないよう、手順を間違えないよう注意しましょう。

ようやく暑すぎる夏が終わりそうですね。。。
それにしても、近年、秋とか春という期間が年々短くなってきている気がします。

皆さんも、体調管理に気をつけてくださいね。
それでは、また！